12月7日に無事終了いたしました「霧の中できいたこと」展。足をお運びいただいた皆様、どうもありがとうございました。また、SNS等で感心をお寄せ頂いた皆様、どうもありがとうございました。
霧の中、見えるものは少なく、聞えるものはなんだかわからず、手探りですすむより他ないのだけれど、とはいえ、目と耳はつねに何かを捉え、それはそれでなにがしかの意味があるにちがいなく、結果、なんだかよくわからない、そんな風ではありますが、あと少しだけうろうろと作品を作って行きたいと思います。
最後に、お声掛けいただいたたんじあきこ様、URESICAのお二人に心よりの感謝を。どうもありがとうございました。
2015年12月17日木曜日
2015年12月3日木曜日
クリスマスプレゼント展
「17人の作家によるクリスマスプレゼント展」に参加いたします。
場所:丘のギャラリーComfy
会期:12月5日(土)〜13日(日)(7日お休み)
時間:10:00〜17:00
私は彫刻と小さなツリーなどを10数点出展いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
場所:丘のギャラリーComfy
会期:12月5日(土)〜13日(日)(7日お休み)
時間:10:00〜17:00
私は彫刻と小さなツリーなどを10数点出展いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
2015年12月1日火曜日
実写版「バッテリーあがり直し、タケシ!」
という映画の説明を友人にして曰く。
「バッテリーがあやしい車をタケシのとこにもってたらさぁ、バッテリーあがりをバッフーンと直すアクションを期待してたのにさぁ、なんか受け付けで「30分待って下さい」みたいな事言われて、それでもってタケシの姿もみえないところで待たされて、戻ってきた車チェックしてみたらエンジンかかんないの。でも気が弱いからすぐに言えなくて、ちょっと時間おいたらかかるようになってるかも、お会計済まして出る時にかかんなかったら受け付けの人に言おう。うん、そこはちゃんと言わないとさ。でお会計しにいったら、3000円ですっていうから、これは安いのか高いのかわからんな、と思ったよ」
結局「タケシ!」の顔は確認出来ずじまい。
「バッテリーがあやしい車をタケシのとこにもってたらさぁ、バッテリーあがりをバッフーンと直すアクションを期待してたのにさぁ、なんか受け付けで「30分待って下さい」みたいな事言われて、それでもってタケシの姿もみえないところで待たされて、戻ってきた車チェックしてみたらエンジンかかんないの。でも気が弱いからすぐに言えなくて、ちょっと時間おいたらかかるようになってるかも、お会計済まして出る時にかかんなかったら受け付けの人に言おう。うん、そこはちゃんと言わないとさ。でお会計しにいったら、3000円ですっていうから、これは安いのか高いのかわからんな、と思ったよ」
結局「タケシ!」の顔は確認出来ずじまい。
2015年11月25日水曜日
メテオラ
の奇岩群をさらに10倍くらい高くした感じの建造物にすいすいすいすいーっと上って行く。だれだか思い出せないけど、同行者が1人あとからついてくる。表面はつるりとしているのだが、金属的な謎の建材の継ぎ目に細い溝があってそこに手をかけると面白いようにのぼれちゃう。ほぼほぼ頂上に来たところで、下を見たら急にこわくなって、おりたいんだけど、もうこれは絶対におりれない。くぼみのところでしゃがみながら「あぁ、もうダメだ、これは絶対死んじゃう。ここで餓死するか落ちるかどっちっかしかないじゃん。」とメソメソしていると、同行者が力強く「絶対大丈夫。なんとかなるよ」とはげましてくれるので、ひょいっと上をみると飛行機だか鳥だかなんだかわからない飛行物体が縄梯子をおろしてくれてあっさり助かり、うへーよかったーって思う。夢。
霧
霧の中で聞える怪物のうなり声ははしゃいだ子供の笑い声であるかもしれず、歓喜の大歓声は喪失の嘆きであるかもしれず、そんな中聞える霧笛は心強いけれど、近づきすぎればその音はきっと失われてしまうのであるから、かすかにその音を聞きながら、それを愛しすぎることなく、前より幾分は陽気な気分になって歩いていくほかない。のか?
「霧の中で聞いたこと」
2015年11月19日木曜日
霧
秋から冬へとかわるある霧の朝、暗いもの思いに耽りながらふらふら散歩していると、ふいにラッパの音がひとこえ聞こえたのです。墓所からひびいたその霧笛よりも少し高いピッチの音が、ブラッドベリの灯台守が語るように永遠の時の悲しみと人生の短さを教えてくれていたのかどうかはわかりませんが、僕は何故だか少し愉快な気持ちになって、左耳に霧笛風ラッパの余韻を感じつつ散歩を終えたのでした。
2015年9月26日土曜日
2015年9月11日金曜日
とある作家の
展示に行く。東(南)アジアのどこかの国から来た人らしい。会場は十五畳ほどの小部屋で、漆喰塗りの壁面全てに絵が描かれている。版画家のT氏夫妻やY氏、H氏なんかもいて小部屋が楽しい雰囲気に満ちている。入って左側の壁面にはジョットのフレスコの様な碧を下地に太めの輪郭線でロケットや彗星や人工衛星が描かれている。輪郭線の中は精緻な線描が施してあるのだけれど、塗りの荒々しさのせいかチマチマした感じはは全くない。「いやぁ、清々しい。清々しい」とひどく心うたれながら、向かいの壁面と一続きになったしっくいの段差(ベンチ様になっている)に腰掛けていると、作家とT氏が僕のところへやってきて、「これの意味わかる?すごく良い話なんだよ」といいながら一枚の紙を手渡す。紙はあぶらとり紙のような薄紙で、イラストは印刷のようにもみえるけれど、インクがしみ込んだ感じは直接描かれたもののようにも見える。一コマ目には風通しのよさそうな木造の田舎屋と鶏、馬、ヤギとかの家畜がいる庭が描かれている。二コマ目、三コマ目と徐々に家畜の数が減り、母屋も朽ちてゆき、最後のコマには廃墟となった田舎屋と、といろんな言語で書かれた立て看板が乱れ立つ庭。立て看板に書かれているのは過去のとある国の為政者の名前や、詩や、格言のようなものらしい。4コマ全体の絵解をしてみろということらしいのだけど、さっぱりわからない。けど、謎をかけられた不快さはなく、眼前の壁と紙片の四コマの画風のちがいやら、会場全体に漂う謎めいた清潔感にむしろなんかとても楽しくなって、「ミステリー大好き」と言う、夢。
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