KAJIWEBLOG : 木

2009年10月21日水曜日

陰で、おばさんが「まんきゅう」という丸薬を大声で売っている。なんでも万病に効くらしく、自身の病も「まんきゅう」ですっかり直ったという。これを飲んだらどんな病も治ること間違いなし、などといいながら「まんきゅう」を丸呑みにしている。目を白黒させているおばさんに僕は、「おばさん、そんな阿漕な商いをしちゃぁいけないよ。」と言いその場を後にしたのであった。
「まんきゅう」は、丸薬ではなく、黄緑色の果物であった。直径12−3センチで、まん丸であった。そして、結構うまそうであった。