KAJIWEBLOG

2013年7月8日月曜日

七夕

といえば瓜。瓜畑の番を命じられた男が乾きにたえかねて瓜を割るとそこから水が溢れ出し、という場面が出てくる物語。子どもの頃「まんが日本昔話」で見たのか、それとも図書館で借りた民話集か何かで読んだのか、あるいは過疎の村の小学校での給食の時間に繰り返し聞いていた「お話でてこい」の中の一話だったのか記憶がはっきりしないけれど、ともかくこの場面はずっと僕のお気に入りで、七夕にはもちろんのことそうでなくてもなにかというと「瓜からごくごく水を飲む男」、「水が滔々と流れる川ー瓜畑に呆然とたたずむ男」のイメージを頭に思い描いたりしてきたのでした。
 そして今宵、あらためて瓜畑の男を、恍惚と悔恨とそれからたぶん畏怖を浮かべる男の顔を思い浮かべてみたら、思った以上にぐぅっと切ない気持ちになって、ついでに空想が横にそれ、あぁこれはドラキュラの顔だ、愛する女の首筋に牙をつきたてた吸血鬼の顔だ、という具合になった結果、天の川のほとりにドラキュラ伯爵がやってきて、瓜男の隣にたたずむことになりました。
 さて、ところで、この七夕のお話(天女のお話だったか)に出てくる瓜は、「おとぎ話に出てくる美味しそうな食べ物」の第二位か三位くらいに選びたい、と常々思っているのだけれど、一位は何かと言えば、これはもう文句無しに「孫悟空の桃」。瓜の男と同じように桃園の番を命じられた悟空は禁じられた桃を食ってしまうのだけれども、悟空の場合すべて食べ尽くしたあげく、そこには一点の悔恨もないわけで、そのあたりが瓜男や吸血男にくらべてずっと清々しい。清々しいので第一位。
 というわけで、今年の七夕のイメージは最終的に「天の川のほとりにたたずむ一人の男と吸血鬼、川下には呪いのことばをはきながら清々しく流されていく猿」に決定です。

2013年5月8日水曜日

やっぱり

気持ちが急いているときには、楽しげな夢をみる。ゆったりしているときには悪夢を。いくら時間がないときでも恐い夢を見ているうちは心に余裕があるってことで、楽しい夢をみはじめたらいくら時間に余裕があろうとも本格的にまずいぞ、ってことなんだろうと思う。で、最近は楽しい夢ばかり見る。

子猫(友人)が

 「じゃぁ民話の採集にいってくるよ」というので、「ああそうしなよ」と言って送り出したのだけど、玄関を出てすぐこぶりの花がさきみだれる庭先で蝶々を追いだしたのを見て、なんだよもうわすれちゃったのかね、だめなやつだ、まぁでもあいつは猫だしあれはあれでいいのか、とそんなことを思う。

2013年5月6日月曜日

銅版画家のY氏

が色とりどりの毛糸で編んだワンピースを着てたたずんでいる。すこし離れたところにいる僕はとなりの人にあの人は誰かと問われ、「あの人がキーパーンなのです。」と誇らしげに答える。という夢を見た。

2013年4月20日土曜日

高架

になってる高速道路を赤い車で走っているんだけど、道路がグラグラしてこわい。こわいのでハンドルをぎゅっと握りしめている。なんでグラグラするのかっていうと、高架の橋桁がものすごく細くて、しかもゆるゆるの球体関節がついているからで、なんでこんな設計をするかね、とぶつぶつ言っていたら、向こうからプルプルのジェリー状の大型バスが、ものすごい勢いでとばしてきたので、あわてて側道に車をいれて間一髪。いくらプルプルだからってあんなにとばしちゃだめだよね。ぶつかったらそれなりに感じ悪いことになるぞ、と思う夢。

2013年4月10日水曜日

よぼよぼの

白い(あるいはかつては確かに白かったであろう)犬がひとり、阿佐ヶ谷パールセンターみた様な商店街の奥からよろよろ歩いてきて息もたえだえに僕に伝えたのは、あの鼻柱の太いとてもかわいい女の子の消息だ。ああ、それは是非とも会いにいかなくては。なぜかって僕はしばらく前からあの僕好みの鼻柱の太い女の子に絵のモデルを頼もうとしていたからなんだけど、僕は今、生まれたての大分ぬるぬるした子猫をふたり腕に抱えていてにっちもさっちもいかない。悩ましいながらもけっこうな幸福感にひたる。そんな夢。

チャリティー展続続報

「66人改め75人のチャリティー展」( 売上げの40%を東日本大震災と原発事故被害者の支援活動に寄付します)。 残すところ12(金)、13(土)、14日(日)の3日となりました。 75名、300点をこえる作品をご覧頂けます。ぜひ足をお運びください。


 "Imagining things" 木版、墨彩

ブックギャラリー・ポポタム
http://popotame.m78.com/shop
池袋経済新聞の記事
http://ikebukuro.keizai.biz/headline/704/

2013年4月6日土曜日

さかのぼって

反省しようとするのだけれど、さかのぼることに気をとられて反省がおろそかになる、ということがよくある。ような気がする嵐の晩。

チャリティー展続報

ブックギャラリーポポタムさんにて開催中の「66人改メ75人のチャリティー展」
僕の作品はこんな感じで展示されています。
 
そして、これがポポタムさんからゆずりうけたブナの床材を使った彫刻。

長机の様な台と2体の彫刻がブナ材です。
今回の展示、僕以外にも多くの参加作家の皆さんがブナ材を使った作品を展示していらっしゃいますが、そのヴァリエーションの豊富さといったら。もう。。。

2013年4月4日木曜日

告知!

ブックギャラリーポポタムで開催される「66人のチャリティー展2013」に参加いたします。
会期は4月5日〜14日(12:00〜19:00まで)。
4月11日(木)はお休みです。
私は新作版画1〜2点とと小さな板絵、ちいさな鉛筆画、ちいさな立体を展示販売いたします。